2010年12月31日金曜日

Marian Lupu、議長に

Marian Lupuは新しく構築された中道右派連合のメンバーによる承認票を獲得し議長に選出された。共産党議員達はこの投票には参加していない。Info Prim Neoが報じた。

投票結果は議長選出のための選挙のために構成された9人で構成された議会グループのメンバーによって公表された。

投票に先駆けて共産党党首Vladimir Voroninはレポーターに対して彼と共産党のメンバーは投票に参加すると言ったが、実際には出席しなかった。

法律に則って議長は51票で選出される。自由民主党、民主党、自由党は合わせて59議席を確保している。Marian Lupuは民主党のAlexandru Stoianogloと自由党のVictor Popaが欠席のため57票獲得し選出された。

議会開催の数時間前に民主党党首Marian Lupuはメディアに対し、民主党は自由民主党と自由党と連合を組むことを発表した。

会議の初めに自由民主党の党首Vlad Filatは自由民主党、民主党、自由党によって中道右派連合が形成されることを報告した。この情報は、同じくヨーロッパ加盟連合の候補であり、またMarian LupuはDumitru Diacovによって議長の座を提案されたと発言した自由党副党首のIon Hadarcaによって承認された。

http://www.allmoldova.com/en/moldova-news/1249049268.html

2 件のコメント:

  1. 結局、Lunpが選ばれてしまう結果となりましたね。
    非常に残念です。代行であるGhimpu氏が暫定大統領と
    なる事を期待していたんですが・・・

    また、共産党関係者が副首相の座に就くのも真に遺憾です。
    共産勢力の実態が「個人資金搾取主義」なのは自明なので。
    そもそも共産主義とはウォール街の金融財界人らが
    仕立て上げた、中身が空っぽの思想紛いでしかない。
    (既にネット上で明らかになっている話です。
    マスコミ・メディアは一切無視を決込んでいる侭であり
    その理由も当に暴露されてます。)

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  2. Lupuが共産党を離党したときも理由は明らかでした。大統領選の候補にVoroninが別の人間を立てたからです。もちろんその時には共産党から大統領は出ませんでしたが。
    そして議席獲得の見込みのない弱小政党の党首になって、前々回選挙で見事に議席を獲得します。どうやら首相だったという前歴だけで彼の党に投票する人間が随分いるようです。その時から彼の動向は注目されていました。Voroninの戦略じゃないかとも。
    そして今回の両天秤にかけた会談。
    彼が共産党および2民主政党双方に要求した物はこれで明らか。彼の大統領の座を補償しろと言うことです。
    そして見事に彼は彼が数年来かけて得ようとしてきた役職を獲得したわけです。戦略家としては見事と言うしかありませんが、国にとっては為にならない存在でしょう。秀でた戦略能力を駆使して国のためになる策略を対外的に行えば、ある意味国の利益にもなり得るかも知れませんが、精々私腹を肥やすことに傾倒するんじゃないかと思っています。

    気になるのは民主連合を組んでも共産党と連合を組んでもおそらく彼の要求は通ったでしょう。であるならばなぜに民主連合を選んだかという点です。これは追って明らかになるかも知れません。

    ともあれ、前回同様このままで行けば短期内閣です。早期選挙は目に見えているわけですから。その上で与党連合がどんな戦略で大統領を選出するかが今後の注目点です。もしかしたらLupuなら共産党からも数票もいでくることが出来るという、前回も持ち上がった理由がここで再度出てくるかも知れません。

    そうなると前回のような法律改正のどたばたをしなくてもあっさり4年の任期をLupuが獲得するかも知れません。それを見込んで共産党との会談も続けてきたのかも知れませんがね。

    しばらく様子見です。

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