2010年10月21日木曜日

Medvedevの発言、Tiraspolでは奇妙だととらえられる

トランスニストリア国立大学の戦略的調査及び予測の為の科学調査機関の代表Ilya Galinsky博士は昨日フランスのDeauville-sur-Merでロシアの大統領Dmitry Medvedevの行った発言を奇妙だと捉えた。大統領は、トランスニストリア交渉の成功は、ロシアだけでなくモルドバとトランスニストリア、そしてルーマニアとEU次第であると発言した。

Galinskyは、おそらくロシアの大統領はこの問題に関する十分な知識を持たないまま発言したのではないか、さもなければなぜ仲介国の一つであり、昨今の紛争解決での目覚ましい活動を示してきたウクライナのことを述べなかったのか。
政治科学者はMedvedevはトランスニストリア問題解決の国際仲介者であるOSCEのことも述べなかった。

Medvedevの発言からOSCEの活動があまりにも取るに足らないから無視されたのだろうという印象を与えるだろうとGalinskyは言った。


彼はまたMedvedevの奇妙な発言は、トランスニストリア問題の解決の需要な役割の中にルーマニアの名前を挙げたことでさらに奇妙さがます。といった。なぜなら専門家にとって皆ルーマニアのトランスニストリア問題への参加はモルドバ側につくことは明らかだからだ。


彼の意見では、ルーマニアがトランスニストリア紛争にかんして誰の側に立って主張するかは隠す必要もない。そしてトランスニストリアの国としての保全という意味において、Medvedev大統領は"トランスニストリア抜き出モルドバとルーマニアが再統合し新しい国を作りトランスニストリア問題の無血解決"等という意味では無いはずだ。

もしこの奇妙な発言がロシアのトランスニストリア問題の公式見解だとするならば、ロシアの外交戦略の変革の証拠であり、ロシアの国益として普遍的自由価値と呼ばれる西側への歩み寄りと言うことではないか?

http://www.azi.md/en/story/14193

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